[2023年12月版]
灯油ロードヒーティングの費用(コスト)
2023年12月現在札幌市の灯油価格と気象条件をもとに、灯油温水ボイラー式で一ヶ月あたりの灯油費用を概算してみました。
計算条件
灯油価格 | 115 | 円/L | 参考:生活協同組合 |
一ヶ月の積雪 | 130 | cm/月 | 気象庁データ「札幌市」2023年至る5年間平均を1か月換算より |
雪密度 | 100 | kg/m3 | 一般的な新雪密度 50~100kg/m3、 |
ボイラー効率 | 80 | % | 非潜熱型ボイラーと付帯設備放熱損失を考慮した概算値 |
灯油の真発熱量 | 34.27 | MJ/L | エネルギー源別標準発熱量・炭素排出係数(2018年度改訂)の解説より |
※ 様々な条件により費用計算の結果は異なります。ここでは、およその費用感をつかむために、妥当な条件を定めて計算を行っております。
灯油燃料費用計算表
ロードヒーティングの面積(縦m×横m)当たり、1ヶ月使う灯油費用を計算しています。
表の横方向が、面積となっています。
灯油温水ボイラーで溶かすための熱を発生させますが、冷えた状態からの利用や、保温運転、路面上に雪がなく露出した状態などは、雪を融かす以上の熱を消費します。雪を融かすために有効に熱を利用できた割合を「路盤融雪有効効率」と表現し、表の縦方向に示しています。

※表に掲載されていない面積の場合は、10m2のを基準に、100m2であれば10倍し計算してください。
節約のポイント
「路盤融雪効率」が下がる(表下方向)に従い、灯油費用は高くなります。効率の良い温水ボイラーを設備してもロードヒーティングの使い方により、何倍もの費用の差が出ることがわかります。
例えば「路盤融雪有効効率」が「20%」はどのような状態かといいますと、降雪の有無に関わらずロードヒーティングを常時運転などが考えられます。
路盤の状況を適時確認して、こまめな入り切りや、雪を解かしきる前にと止めるなどが節約のポイントです。お客様の状況に合わせてかしこく利用することで、灯油費用を抑えることができます。
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